プロクライマー・倉上慶大さん(群馬・前橋市)、富士山8合目で意識失う 病院で死亡確認 友人らショック「根っからのクライマー」
2024/6/26
26日午前11時ごろ、富士山の山梨県側登山道「吉田ルート」の8合目付近を登っていた群馬県前橋市富士見町原之郷、プロクライマー倉上慶大さん(38)が体調不良のため意識を失った。約25分後、登山道の調査のために入山していた山梨県警富士吉田署員らに救助されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。心疾患による病死とみられる。
署によると、倉上さんは午前6時ごろ、友人と2人で麓から登山を開始。友人が110番した。
倉上さんは群馬県邑楽町出身。館林高から新潟大に進学、同大大学院修士課程を修了した。登山用品輸入代理店勤務などを経て、2019年からプロクライマーとして国内外で活動、22-23年には上毛新聞のオピニオン委員も務めた。アウトドア用品大手「パタゴニア」でアンバサダーでもあった。
吉田ルートは冬季閉鎖中で、7月1日に山開きする。
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