ビッグモーター 太田店前 街路樹枯死問題 群馬県費用850万円を請求 : 群馬県太田市
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街路樹枯死でビッグモーターに850万円請求 太田店前の原状回復へ群馬県
（2024/2/1）
群馬県太田市西新町の国道354号沿いにある中古車販売大手、ビッグモーター（東京）太田店前の街路樹が枯死した問題で、道路管理者の県は1日、同社に対し、原状回復のための費用850万円を請求したと明らかにした。請求は1月12日付。
県によると、同社から昨年10月「費用は全額負担する」旨の回答が文書であったことを踏まえて請求した。内訳は枯死したトウカエデ17本の伐採と撤去、土の入れ替えで400万円、新たにトウカエデ17本を植樹する費用で450万円。期限の1日までに振り込みは確認されていないが、同社からは「手続きを進めている」と説明があったという。
山本一太知事は同日の定例会見で「流れにそって、すべきことをやっていく」と話した。植え替え作業は年度内に終える見通し。
太田店前の街路樹枯死問題を巡っては22年8月、市民から県に情報提供があり、土壌を分析したところ除草剤が検出された。同社は枯死させたことを認め、昨年8月、県に謝罪した。
22年11月に県警太田署に提出した被害届について、県は「（取り下げは）考えていない」としている。
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